ニューヨーク証券取引所(NYSE)母会社インターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange、ICE、NYSE: ICE)は、世界最大の予測市場プラットフォームPolymarketに対して新たに6億ドルの投資を行うことを発表しました。これは昨年10月にICEが最大20億ドルの投資計画を発表して以来、初めて具体的な金額が明らかになったものです。
ICEとPolymarketの協力の背景
ICEとPolymarketの関係は2025年10月に始まりました。当時、ICEはPolymarketに戦略的に出資し、独占的な機関資本市場データの配信資格を取得しました。Polymarketの評価額は約90億ドルでした。今年2月、両者はさらに「Polymarket Signals and Sentiment Tool」を発表し、Polymarketの群衆予測データを構造化して機関投資家に標準化されたシグナルを提供し、従来の市場センチメント指標の補完ツールとなりました。
今回の6億ドルの新たな投資は、この一連の協力の延長と深化を示しており、ICEが予測市場の機関化の潜在能力に対して継続的に賭けていることを反映しています。
Polymarketの機関化の進展
Polymarketは現在、世界で最も取引量が多い分散型予測市場であり、2024年のアメリカ大統領選挙の際には選挙結果の正確な予測により広く注目を集めました。ICEの継続的な投資は、予測市場が「暗号ネイティブニッチ製品」から「機関レベルの金融商品」への体系的な転換を示しています。
一方、アメリカ合衆国議会も予測市場の規制問題に注目しています。最近提案されたPREDICT法案は、議会議員や政府官僚がPolymarket、Kalshiなどのプラットフォームで政治関連の取引を行うことを禁止することを目的としており、予測市場が機関の認知度が高まる一方で、より厳しい規制の審査に直面していることを示しています。
この記事「NYSE母会社ICEがPolymarketに6億ドルの新たな投資を発表し、予測市場の機関化が加速」は、最初にChain News ABMediaに掲載されました。