あの日


私はある人に出会った
彼は玄学を信じている
仏学も信じている
不安や内なる葛藤、悩みに対処するために
彼は私に話した
『金剛経』『心经』『华严经』、
道徳経について
庄子や陽明心学は因果輪廻と心の明晰さを語る
無明から解脱するために
彼は自然の感覚を愛している
山や川、流れを好む
広大で果てしない海を愛する
花が咲くのを見るのが好き
太陽の光を好む
自由を愛している
一人静かに過ごすのも好き
彼は言った
人生を愛し続けること
気づきを保つこと
今この瞬間に生きること
食べ物を噛むたびに感じること
寝る前の心臓の鼓動を感じること
世の人々が苦しむのは
物事そのもののせいではなく
物事に対する見方のせいだと
彼は語った
愛は具体的な人を愛すべきだ
想像上の人を愛してはいけない
抽象的な人を
もともと良い人を愛すべきだ
ただ自分に良くしてくれる人だけを愛すのではなく
長い道のりの中で
情熱や新奇さは消えていくが
根底にある教養や責任感は消えない
彼は言った
山林に入りたい
人混みから逃れたい
静かに姿を消したいと
しかし彼は言った
末法の時代において
紅塵もまた寺院だと
家庭こそ道場だと
人間の火の粉は最良の修行だと
実はその日
私は誰にも会わなかった
「彼」はずっと私自身だった
私はもともと十分に備わっている
外に求める必要はない
万物はすべて心によって生まれる
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