最近、中国のAI産業の急速な拡大について気づいたことがあります。ファーウェイのICT部門トップが先日のモバイル・ワールド・コングレスで触れていたのですが、ここ2年間で世界全体のトークン消費量が約300倍に急増しているそうです。テキストから動画への変換やスマートショッピングといったAIアプリケーションが次々と実用化されているのが主な要因ですね。



現在、世界中で3000万以上のAIエージェントが連携して動作しており、中国で開発された大規模言語モデルのapiコール数も急激に伸びています。このトレンドを支えているのが中国の圧倒的な電力供給能力です。2024年の中国の電力生産量は約10兆キロワット時に達し、米国とEUの合計を上回ったというから驚きです。

興味深いのは中国の戦略です。米国の関税圧力がある中でも、中国は低コストトークン生産で世界市場への供給を続けている。ZhipuのGLMコーディングモデルやKimi K2.5といったプロダクトが急速に普及しているのを見ると、この戦略が実際に機能していることがわかります。

これって過去の低賃金労働力や繊維産業でのグローバル展開を思い出させるんですよね。ただ今回は、低コストのトークンがシリコンバレーのアプリケーション層に流れ込んで、そこでの開発を事実上補助しているという構図。市場全体のAI競争の構図が大きく変わろうとしているのを感じます。
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