最近、米国の当局がロマンス詐欺ネットワークから6,100万ドル以上のUSDTを押収したというニュースが入ってきた。いわゆる「ピッグバッチャリング」という手口らしいが、詐欺師の特徴をみると本当に巧妙になってきている。



感情的な操作と虚偽の投資プラットフォームを組み合わせて被害者を引き込む。詐欺師の特徴として、複数のウォレットに資金を分散させ、追跡を困難にしようとする動きが見られるという。ただし、ここで重要なのはブロックチェーンの透明性だ。当局がフォレンジック技術を駆使することで、一見複雑に見える資金の流れも再構築できてしまう。

詐欺師の特徴的な手口としてアドレスをクラスタリングして全体像を把握する方法が有効だったようだ。ブロックチェーン記録は公開かつ不変だから、どんなに隠そうとしても痕跡は必ず残る。テザーが特定のアドレスでトークンを凍結する能力を持っていたことも、資金流出を防ぐ上で決定的な役割を果たした。

この事件から見えてくるのは、暗号資産の世界では透明性が最大の抑止力になるということ。詐欺師の特徴を理解し、ブロックチェーン技術を活用すれば、かなりの部分で詐欺被害を防げる可能性がある。同時に、ステーブルコイン発行者の協力がどれだけ重要かも改めて認識させられた。単なる技術だけでなく、プロトコルレベルでの対応があってこそ、初めて実効性のある対策になるんだろう。
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