時間が経つたびに、相場があまり良くないと、「SBFがまだいたら、仮想通貨界はもっと良くなっていたはずだ」と長文で懐かしむ人が出てくる。
論理の飛躍があまりにも大きい。
第一に、SBFは当時大量の対外投資を行ったが、その投資資金はもともとFTXのユーザー資産の横領だった。Alameda Researchは合計113億ドルを横領している。これは盗んだ金で宝くじを買うようなもので、たとえその後Anthropicの評価額が天井知らずに上昇したとしても、違法な横領の事実は変わらず、道徳的に正当化されるものではない。
第二に、SBFは当時470以上のプロジェクトに投資し、合計50億ドルを投じたが、そのほとんどはゼロになった。その中にはさまざまなDEXや流動性マイニングプールも含まれている。Anthropicに投じた5億ドルは、もしFTXが破綻しなかったら、今頃その株式の価値は300億ドルを超えていたかもしれない。しかし、それだけで彼が鋭い「投資の天才」だといえるのか?
そうではない。実際には、SBFは当時100億ドル規模の横領資金を握り、大量に資金を撒き散らし、広範囲にわたって投資を行った結果、後に成功したプロジェクトに偶然当たっただけである。これは生存者バイアスだ。
第三に、たとえSBFやFTXがAnthropicの重要な株主だったとしても、それが仮想通貨界と何の関係があ
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