アメリカのビットコイン採掘企業Core Scientific(CORZ)は、2026年第1四半期にほぼ全てのビットコイン保有分を売却し、その資金をAIおよび高性能コンピューティング(HPC)データセンターの建設に投入する予定であると発表した。CEOは、採掘事業はもはや長期的な中核戦略ではなく、段階的に終了に向かっていると認めており、これは同社の財務および資本配分の変化、そして採掘企業がAIインフラへの加速した転換を進める産業トレンドを反映している。
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Core Scientificはビットコインの一掃を計画しており、2023年第1四半期に2,500枚のBTCを売却
Energy Magの報道によると、同社の第4四半期決算会議によれば、2025年12月31日時点で、Core Scientificは2,537枚のビットコインを保有しており、帳簿価値は約2億2,200万ドルである。同社は2026年の期間中に「大部分」のビットコインを現金化する予定であり、主に第1四半期に完了させる計画だが、実際の売却時期や数量は市場状況や流動性ニーズに応じて調整される。
実際、同社は2026年1月に約1,900枚のビットコインを売却し、約1億7,500万ドルを現金化した。平均売却価格は約92,100ドルである。売却後、ビットコインの保有数は1,000枚未満となった。財務責任者のJim Nygaardは、今後も状況に応じて資産を売却し、資金の柔軟性を維持すると述べている。
採掘は「終了段階」へ:事業の焦点はAIとHPCに移行
CEOのAdam Sullivanは、ビットコイン採掘はもはや長期的な成長の中心ではないと明確に述べている。彼は、採掘事業は「終了状態」に入りつつあり、最低電力使用要件だけを維持しながら、既存の施設をAIと高性能コンピューティング(HPC)のコロケーション(共置)データセンターに転換していると説明した。
Sullivanは、ビットコインの売却益は採掘能力の拡大には使わず、AIインフラへの投資や資本支出の資金源としていると強調した。また、Core Scientificとクラウドコンピューティング企業のCoreWeaveが締結した590メガワットの電力契約は、安定運用後に最大40億ドルの潜在的融資余力をもたらす可能性があり、同社の転換への決意を示している。
財務圧力と産業変革:採掘企業の転換は一般的な合意
財務面では、Core Scientificの第4四半期の売上高と一株当たり損失は市場予想を下回り、伝統的な採掘事業が直面する圧力を反映している。ビットコインの半減期、電力コストの上昇、競争激化などの要因により、採掘収益に依存するビジネスモデルは限界に直面している。
このような転換は個別の事例にとどまらない。Riot Platforms(RIOT)、MARA Holdings(MARA)、Bitfarms(BITF)、Cipher Digital(CIFR)など上場採掘企業も、すでにAIやデータセンターなどのインフラ事業にシフトし、ビットコインの売却や資産戦略の調整を通じて資本需要に対応している。
今後、AI計算需要が引き続き高まる中、採掘企業が電力と計算能力をいかにデータセンターの競争優位に変えるかが、この分野の注目点となる。
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この記事は、採掘企業Core ScientificがQ1にビットコインを清算する予定であることについて、「採掘はもはや主要事業ではない」と最初に掲載されたのは鏈新聞 ABMediaによる。