Visaがセキュアなカード決済を行うAIエージェント向けのCLIツールをリリース

Visa Crypto Labsは、AIエージェントが従来のAPIキーを必要とせず、安全にカード決済を行えるコマンドラインインターフェース(CLI)ツールを正式に発表しました。

2026年3月17日、Visa Crypto Labsは最初の試験用製品としてCLIツールを公開しました。このツールの革新性は、独立して動作するソフトウェアプログラムであるAIエージェントが、APIキーを使用せずにカード決済取引を開始できる点にあります。

従来のシステムでは、APIキーはソフトウェアを決済サービスに認証させるためのデジタル証明書の役割を果たしていました。しかし、これらのキーが漏洩すると、第三者による不正取引のリスクが高まります。VisaはAPIキーへの依存を排除することで、重要な攻撃面を削減し、ユーザーと企業の資金を保護しています。

新しいCLIツールは現在ベータ段階で、開発者はGitHub認証を通じてアクセス権を申請できます。これは、Visaの「インテリジェントコマース(賢明な商取引)」という大規模な取り組みの一環であり、すでに100以上のパートナーがプログラマブルな決済システムに参加しています。

Visaの報告によると、「Agentic Ready」プログラムはヨーロッパの20以上の銀行にも展開されています。このCLIツールの登場は、AI経済のトレンドを先取りし、機械主体のエンティティが安全かつ透明に商取引を自律的に行える未来を見据えた、決済大手の戦略的一歩です。

正式な商用版のリリース日については未発表ですが、Visaが開発者コミュニティに試験用ツールを積極的に提供していることは、AI時代におけるデジタル決済の未来を形成する同社のコミットメントを示しています。

原文表示
免責事項:このページの情報は第三者から提供される場合があり、Gateの見解または意見を代表するものではありません。このページに表示される内容は参考情報のみであり、いかなる金融、投資、または法律上の助言を構成するものではありません。Gateは情報の正確性または完全性を保証せず、当該情報の利用に起因するいかなる損失についても責任を負いません。仮想資産への投資は高いリスクを伴い、大きな価格変動の影響を受けます。投資元本の全額を失う可能性があります。関連するリスクを十分に理解したうえで、ご自身の財務状況およびリスク許容度に基づき慎重に判断してください。詳細は免責事項をご参照ください。
コメント
0/400
コメントなし