最近二週間は取引botのイテレーションに取り組んでいます。

初期段階ではAIを使って素早くプロトタイプを作成しましたが、コードの品質は急激に低下し、混乱状態になりました。その後、新しい戦略を追加するたびに長時間のデバッグが必要となり、さまざまな互換性の問題が次々と発生しました。さらに悪いことに、複数のトークンの相場を同時に追跡する要求に拡大した際、あるウォレットAPIのTPSボトルネックがすぐに顕在化し、スループットが追いつかなくなりました。

考え抜いた結果、大規模な調整を行うことに決めました。一方では既存のウォレットAPIと特定のDEXの統合ロジックを維持しつつ、もう一方ではコード構造を再設計し、戦略層とデータ層を徹底的にデカップリングします。さらに重要なのは、複数のパブリックチェーンをサポートし、並列リクエストとローカルキャッシュを活用して単一APIのレート制限を回避することです。

今回のリファクタリングは作業量が多いですが、長期的にはより安定し、メンテナンスしやすく、拡張性の高い取引システムを構築できるはずです。