## POET Technologies、正式にNASDAQに上場：光学インターposerプラットフォームがより広い市場展開を目指す

POET Technologiesは、2022年3月14日付でティッカーシンボル「POET」のもとNASDAQでの取引を開始し、POET Optical Interposer™およびフォトニック集積回路技術の設計・開発企業として重要な拡大を遂げました。同時に、既存のTSXベンチャー取引所のシンボル「PTK」での上場も維持し、株主に二重の市場アクセスを提供しています。

**NASDAQ上場の戦略的重要性**

NASDAQへの移行は、POETにとって単なる市場移行以上の意味を持ちます。企業のリーダーシップによると、この上場により、通常NASDAQエコシステム内で活動するより広範な機関投資家層への扉が開かれ、投資家基盤が大きく拡大します。資本アクセスの向上だけでなく、NASDAQプラットフォームはPOETの市場での認知度を大幅に高め、その差別化された光学インターposer技術プラットフォームへの関心を強化します。

会長兼CEOのスレッシュ・ヴェンカテサンは、この達成は同社の顧客との関わりの拡大と製品商用化の加速を反映していると強調しました。NASDAQ上場は、同社の勢いを支え、株主価値を最大化するための触媒として位置付けられています。

**POETのコア技術と市場応用**

POET Technologiesは、光学インターposer™を中心とした統合ソリューションを開発しています。これは、電子デバイスとフォトニックデバイスをシームレスに融合させる新しいプラットフォームであり、複数チップモジュール内に実現します。先進的なウエハーレベルの半導体製造およびパッケージング技術を活用し、コストのかかる従来の組み立て、アライメント、バーニン、テスト工程を排除します。

光学インターposerのコスト効率の良い設計とスケーラビリティは、複数の高成長コンピューティング分野で価値あるソリューションとなります。主な適用分野には、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、自動運転車、高速ネットワーキングインフラが含まれ、クラウドサービス提供者やデータセンターにサービスを提供します。

**地理的展開と事業運営**

POETは、トロント本社を拠点に、ペンシルバニア州アレンタウン、中国深セン、シンガポールに追加拠点を持ち、技術開発と市場拡大を支えるグローバルな展開を進めています。NASDAQ上場に伴う株主の行動は必要ありません。