暗号通貨業界で長年揉まれてきて、最もひどい時にはアカウントの資産が70%減ったこともあったが、今ではこれで生計を立てられるようになった。この道のりは本当に歩んできた。嘘じゃない、2ヶ月で倍になった人や、1年で完全にゼロになった話をたくさん見てきた。これらの経験をまとめておきたいと思う。特に後輩たちに少しでも多くの坑を避けてほしいからだ。

正直なところ、仮想通貨で稼げる人は大抵技術的な天才ではない。真の違いは何か？それはリスクと規律の理解だ。これらを骨の髄まで染み込ませることが重要だ。以下の原則は、すべて私が真剣に資金を投じて学んだ教訓だ。

**高値から連続9日下落したらどうする？分割して買い進めるのが正道**

強い銘柄が高値で調整局面に入ったとき、9日連続で下落した場合、これはほぼ主力が洗い落としを終えたサインだ。多くの人はこのときK線を見て慌ててしまい、さらに下がれば強制ロスカットを恐れる。しかし逆に考えると、このタイミングこそじっくりと建て玉を増やすべきだ。もちろん前提条件も重要：実体のある銘柄、例えばプロジェクトチームが真剣に活動している、コミュニティの活性度も高い、そういった銘柄だけを狙うべきだ。いわゆる「ゴミコイン」と呼ばれるものは、90日間下落しても手を出さない方が良い。私も以前、あるDEXのガバナンスコインが8日連続下落したときに段階的に買い下がり、その後の反発で50%の利益を得たことがある。これが例だ。

**連続2日上昇したらすぐに半分利確**

仮想通貨市場には「慣性で上昇し続ける」という明らかな癖がある。2日連続で上昇した後、3日目には大抵調整が入る。このとき欲を出し続けると、ほぼ死を招く。私のやり方は、たとえ今後の展望を楽観的に見ていても、まず半分を利確して利益を確保することだ。残りのポジションにはトレイリングストップを設定し、利益を伸ばす。前回、NOTという銘柄が2日連続で上昇したときに、私は半分を売却した。結果、3日目に大きな売り圧力が入り、15%の下落を回避できた。

**1日で7%以上の急騰？翌日は絶対に追わない**

特に、あまり注目されていない銘柄が突然1日で7%以上の上昇を見せた場合、多くは主力が市場の売り圧力を試している段階だ。翌日に高値をつけたからといってチャンスに見えるが、実際は罠であり、追いかけるとほぼ損をする。潜在的な有望銘柄は、あなたを焦らせて買い急がせることはない。

**横ばい3日間動きがなければ、さらに3日待って動かなければ撤退**

横ばいの銘柄はまるで「時間のブラックホール」のように、あなたの機会コストをむしり取る。私の基本戦略は、3日間動きがなければさらに3日間観察し、その間に明確な方向性が見えなければ撤退し、資金を別の場所に移すことだ。動きのない銘柄に固執するよりも、リズムのある銘柄を探す方が良い。

これらの原則は簡単に聞こえるが、実際に実行できる人は多くない。重要なのは規律だ。何度も自分に言い聞かせ、習慣化していくことだ。